2020.07.04

任意売却をするために必要な書類

例えば、会社を解雇され収入が途絶えた場合、失業保険や貯金などで住宅ローンを返済し続けていても、いつかは底をつきてしまいます。数か月間滞納していると、マイホームは競売対象となってしまいます。対策の一つとして不動産業者、司法書士などのところへ足を運び、相談をしたところ任意売却を勧められた場合、どのような書類が必要になってくるのかお話ししましょう。

任意売却をするために、競売に掛けられるのを回避するためには、先で少し述べたように司法書士や専門の業者に住宅ローン滞納に伴う通知が来た旨を伝え、任意売却に向けての話し合いを進めるための段取りを組みましょう。


準備しておくもの
もしあなたが、任意売却をしたいと決めた場合、書類は当然ながら必要ですし、金融機関との間で話をつける場合にも重要となるものです。それでは、実際にどのような書類などを用意しておくのでしょうか。



それでは、用意しておくべき書類関係について触れておきましょう。

①借入先に関する情報全般
あなたのもとに届いているはがきの中で、督促状や催告書が挙げられますが、任意売却をするときに欠かせません。

②物件に関する情報
あなたと業者の間で締結した売買契約書や重要事項証明書、建設確認申請書や物件の間取り図で、マンションの場合はその分譲販売時におけるパンフレット、修繕履歴、管理規約・細則なども用意しておきましょう。

③権利書
物件について必要不可欠な書類であり、登記されているものであればコピーでも構いません。


⑥納付書
あなたがこれまで物件を購入してから今日に至るまでの、「固定資産税や都市計画税を納めました」と証明できる書類で、全部用意しておきましょう。


⑧本人である旨を確認できる書類
パスポートや運転免許証、マイナンバーカードなどが対象で、こちらに関しては保証人や連帯債務者の分まで用意しておきましょう。

⑨住宅ローンに関する書類
金銭消費貸借契約書や保証委託契約書、それに借入返済予定表を用意しましょう。

⑩差押え書
差押えとなった場合、情報をすべて用意しておきましょう。


⑥鍵
スペアキーもまとめておきましょう。

まとめ
任意売却をするときに欠かせない書類は、これから先の手続きには必要であり、円滑に解決するための役割を果たしています。一軒家やマンションの一室を買うとき、住宅ローンを組むためを前提として購入するのが一般的ですが、万が一、収入が途絶えたときに住宅ローンの滞納が起きた場合にはすぐ対応できるようにしましょう。

任意売却に関する事や不動産の事なら全ておまかせ、ご相談も「アブローズ」までご一報を下さい。